11月5日 朝の食卓
11月5日 朝の食卓
息子の出勤に合わせて4時起床。それからごはん支度。
昨夜から決まっていた献立は、豆腐料理。
いろいろな野菜と肉(テレビのレシピでは豚肉、でも
今日は鶏肉)を味付けし、片栗粉を加えて、
とうふ二分の一丁にコンモリのっけて蒸し器で蒸すだけ。
北海道の息子から贈られてきた秋刀魚を一匹まるまる
焼いてみましたが、朝食のおかずには豆腐料理だけで
十分でした。秋刀魚は夜ご飯にでもしよう。
先日、買い物を終えて、車に荷物を積んでいたら、笠井さんがリュックを背負って、歩いてくるのとばったり会った。彼女は90歳。
「リンゴもぎの手伝いしてきた」と、黒々と日焼けした顔で教えてくれた。えーーリンゴもぎ?!すごいね。信じられない。わたしなんか、歩くのもやっとで、息切れしながら、しずしずのろのろとショッピングカートを押して、やっと買い物をして、買ったものをやっとこさっとこ、くるまにつみ込んでいるのに、笠井さんりんごもぎ~~?すごい」というと、
「なんも、だれだって今日より若く元気になることはない。みんな、年いきしだい、あちこち弱っていくんだ。」
そうか、そうだよね。元気な人は元気な人なりに老いていくし、元気のない人も元気のない人なりに老いていく、当たり前のことだ。
元気な人をうらやましがらず、その時その時、精一杯、自分に与えられた時間をクリアしていけばいいんだわ。
車まで押してきたカートを、笠井さんに渡して、バイバイ~~すると、彼女が途中でくるっとこちらへ引き返してきた。そして、リュックの中から、袋詰めの山ほどの菊の花を「これ持っていけ」と渡してくれた。
花びらだけを摘み取り、茹でて小分けにして、食べきれないので冷凍して、冬に食べよう。お返しになに持っていったら喜ばれるかなあ。