5月6日 歯科医院での出来事

5月6日朝

　こどもの日の夕飯は、手巻き寿司でした。

　　

材料が多かったので、朝にも幸せの余韻。

今日は、歯医者さんに9時の予約で出かけてきました。診察室

は二階なので、膝の悪い私には、年々通院が大変です。診療

を終えて、膝や腰をかばいながらえっちらおっちら一段づつ

二階から降りきったところで、コートを忘れたことに気が付きました。

あーーしまった。いつもは車の中でつっかけに履き替えてくる

んだけど、運動靴をはいてきたので、脱ぎ履きが大変なんだわー。

ちょうどその時、同年齢くらいの女性が階段をすたすた軽やかに

上って私を追い越していったので、踊り場のところで、事情を話

して、「膝が痛くて靴の脱ぎ履きが大変なので、すごく厚かましい

ご迷惑なお願いなんだけど、中に入ったら、あのピンクのコートを

とってもらえませんか」とお願いしたら、「私も足が悪くて整形外科

に通ってますから」と、あっさり断られました。

ヘルプミーに手を貸す気のない人もいるのね。安易に他人を

頼ったなあ、何となく恥ずかしい気持ちになりましたけど、こん

な時は、人に頼ってもいいんじゃないかと思うのよね～。まあ、

断るのもその人の自由ですけどね。

玄関の戸を開けて、手前の椅子に座っていた若い女性に懲

りずに、声をかけてお願いしてみました。すると彼女は、

あ、いいですよ～とさっと立ち上がって、私の忘れ物をとって

きてくれました。

「助かりました～～～。どうもありがとうございます」とお礼を

言って、またえっちらおっちら一歩づつ階段を下りて車に戻り

ました。

とってもありがたくて、とってもあったかい幸せな気持ちになりました。