12月14日夕、15,16日朝 大きな鮃(ヒラメ)
12月14日夜
先日、函館の長男から電話で、鮃〈ヒラメ〉の処理に困ってるので送りたいけど、いいかとのこと。行きつけの店にでも持っていけば喜ばれるんじゃないの?と言ったら、こんなの逆にもらっても処理に困るだろうと思うとのこと。ヒラメなんていただいたら、うれしいだろうに。「なんびきあるの」ときいたら、5~6匹という。うーーん、たった5~6匹だったら、大したことないんじゃないの?息子がたいそう困った風な物言いをしている。私がいらないっていえば、湖の分じゃ、捨てちゃうかもしれないな。
「いいよーおばあちゃんに着払いで送ってよこして」と言ったら、すぐ翌朝届いた。(送料だけでも大変なのよねえ。でもちゃんと送料も入らってくれてました)
箱が持ち上がらないほどやたら重いのです。もしかしたら、氷も一緒に入ってるのかと思いましたが、あけてびっくり。巨大な鮃〈ヒラメ〉がゴロゴロはいっていました。
こんな大きい鮃(ヒラメ)今まで私は見たことありません。
一気に台所まで運べなくて、一匹づつ台所に運びました。
持ち上がらないほど大きく重い。
写真ではその大きさが伝わらないけど、
52センチもある
こんな大きなヒラメ、こしらえたことないわ。第一こんな大きな魚をさばくための、切れる包丁を持ってないしなあ。
いやいや、ただただ笑うしかありません。
巨大な鮃に腰を抜かしているところへ、学校帰りの孫の友達のりゅうくんが台所にきて「おーーーヒラメとメバルだーでっけええ~~~」と言いました。「えーーりゅうくん、一目でよくこれがヒラメとメバルだってわかるねえ。おばあちゃんでもなんだかよくわからないのに」というと、彼は「いつもお父さんの舟で釣りに行ってるから、魚のことはわかるよ」頼もしいりゅう君。それじゃあと、彼に大きな一匹をもっていってもらうことにしました。重いので、家まで送っていきました。
その帰りには、近所のKさんに一尾もっていき、そのあとは、別な奥さんのところに、きおらと息子にもっていってもらいました。それでもまだ巨大ヒラメが四尾も残っています
泣きたくなりました。今年はとにかくでっかい魚やたこやら、触ったこともないようなものに、遭遇する年だったわーー。
普段、鮃なんて食べることもないし、おろしたこともありません。切れない包丁を研ぎ、ユーチューブを開いてから、何とか身を4枚におろし、半身を四人分のムニエルにしてみました。
もう味は最高においしくて、こんなおいしいヒラメのムニエル食べたこともないほど美味しかったのですが、たった半身を4人で分けたのに、とても食べきれず、みんな残しました。明日の朝は焼いて食べてみることにします。あまりのおいしさに、苦労も吹っ飛びました。切れる出刃包丁、買わなくちゃ。
12月5日朝
一番小さなしっぽのほうを私用に。
塩焼き。これもまた、美味しかったです。
そして、鮃のあらの美味しかったこと。
メバルのあらも別ににつけました。本当の身よりも、あらは格別においしい。旨いなあ。
12月16日朝
ここ二日の残り物を、一見特別料理のように盛り付け・・・