10月14日（水）朝ごはんと学習発表会の衣装のこと

10月14日（水）朝

昨日の朝のこと。朝食を終えた孫が、二階の自室へ戻ったかと思うとすぐ降りてきて「おばあちゃん、すみません、これ、今日やることになってるんだけど、昨日渡すの忘れてました。」と、神妙な表情で、何やら細かい字の印刷物をよこしました。

さっと目を通したけれど、眼鏡もかけてなかったし、頭がまとまらなくて、何のことかぴんと来なかったので、「なんについてのおたより？」ときくと「そこに書いてある通りで・・・・」との返事。

「文字が小さくて見えないし、何のことか、ぴんと来ないから、何のお便りか、聴いているんだけど・・・・・手っ取り早いところ、おばあちゃんがしなくてはいけないことはなに？　おばあちゃんに今してほしいことなにかある？」ときくと、「えーと、ここに書いてある通り、白いYシャツ、ネクタイ、スーツのズボン、黒い腕カバー、黒い靴を用意してほしいんだけど」

「あらまあ、学習発表会の衣装の準備のことじゃないの～今日、衣装合わせして練習するのね。それじゃ、絶対にいますぐ用意して持っていかないとね。んーーーみんな小さくなってしまって、始末した後だから、きおらの体に合うもの、今すぐ用意できるかなあ。爺にも声かけてみてくれる？」

爺は張り切って自分のYシャツとネクタイと、黒いズボンと未使用の黒い靴をもってきました。孫は160センチサイズを着るようになったとはいえ、ほっそりしているので、寝間着の上から着ても　大人物はぶかぶかです。思わず笑ってしまいました。

私がキャリアウーマンだったころ、2～3度しか着ていない黒いスーツのズボンのほうがまだましです。しかしどうも様になりません。あ、ちょっと待てよー。そういえば、小さくなったものを始末した時に、冠婚葬祭、いつ何があるかわからないからと、大きいサイズのスーツをリサイクルショップで買ったような気がする。玄関わきの三畳間の物置にあるクリーニング戻りのものをぶら下げているブテックハンガーを調べてみたら、160センチサイズの立派なスーツが出てきました。それと、以前から折々につかってきたきおらのゴムのついたネクタイもYシャツもまとめてぶら下がっていました。あらーー、私ちゃんと用意してたんだ。よかった。

着てみたらぴったり。「お～～注文注文！！ばっちり！」黒い靴は夫の未使用の靴に綿を詰めて持たせました。

前日、「学校からのお知らせやプリントがあったら出してね」って言ったのに思い出さなかったのねえ、忘れん坊なのは私の遺伝だから仕方ないけどね。

「それでも、ちゃんと朝に思い出したから、準備できてよかったよかった」といったら「すみませんでした。ありがとうございました」と一礼して学校へ出かけました。

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10月14日（水）朝