12月5日(土)ホタテご飯と癖のある部族
ベビーホタテがびっくりするほど安く手に入ったので、ホタテご飯を作ってみました。うまそうにたけました。
米4カップ
味付けは、炊き込みご飯のもと(二人前)
人参、ゴボウシイタケ
しょうゆとコンソメスープの素で味付けてみました。
💛ホタテご飯
💛だし巻き卵、ブロッコリー、白菜、タコのから揚げ
💛なめこ汁(息子が作ってくれた)
盛り付けと写真は、孫。(せっかくのホタテが、何も映ってないから何ごはんか、一目でわかりません。)
ご飯の量が多すぎるので、これは私用。
久しぶりに作った炊き込みご飯。とても美味しくできました。
昨夜早めに寝ようと思ったら、息子が、あそういえばまたたこをもらってきたんだった、とタコを二杯、車から出してきて、流しにどんと置いていきました。
わーー寝る気満々だったのに、今から、作業かい。
またまた塩をたくさん使って、タコのぬめぬめと格闘し、茹で・・・・もうたこは当分見たくないなあ。
☆ ☆
息子が車を新しくしたので、久しぶりに二人(息子と孫)で買い物がてら、出かけてくると言ったら、夫が「爺も一緒に行く。新しい車にぜひ乗ってみたい。乗り心地が楽しみだ、きおらの靴を買いに行くなら、爺が靴をプレゼントしてあげるから」とずいぶん上機嫌です。でもこういうテンションが、一番危険です。お金を出す分、自分の云う通りになるだろうと思っているので、そうならないと天地ひっくり返ったように、不機嫌になり、幸せな空気をぶち壊してしまえる人なのです。
夫の豹変ぶりが見えて、一緒に出掛けるのが憂うつ。
行きたくなかったのですが、「お母さんも一緒に、みんなでいこうよ」と息子と孫にいわれ、内心しぶしぶついていきました。
まずは孫の靴を買いに靴屋さんへ。 孫の靴、25センチだって!いつのまにか大人用の靴、驚きました。ここではさっそく夫が主導権を握り、上機嫌です。息子と孫が選んだやや高めの靴を一蹴し、自分の選んだ安いのを推してきました。賢い息子と孫は、黙ってそれを買ってもらうことにしました。「足はすぐ大きくなるからな」と、夫は理屈をつけて一人大満足そうです。孫も「ありがとうございます」と丁寧に何度もお礼を言ってました。
そのあとはよろず屋へ。私もゲームコーナーへいき、100円で
うまい棒5本ゲットしました。息子たちは結構なお金をつぎ込んで、あれやこれやの景品を手に入れていました。
夫は別行動で、店内を一回りしてから駐車場で待っているとのこと。無駄にお金を使うようなゲームが、夫は大嫌いなのです。舌打ちしないばかりの気分で、何か文句や皮肉を言いたいの我慢しているのが見え見えです。
何とか景品も手に入れたので、すぐ引き上げ、最近できたという大きな建物の本屋さんへ行くことになりました。(ビルの三階まで全部本屋さんらしい)
私はもう、疲れたので、車の中でスマホで遊んでいることにして、きおらが欲しいと思っている本が見つかればいいね、と言いながら送り出しました。10分もしないうちに夫が「なんもまいねな、全然面白くねえ」と、物凄く怒って帰ってきました。ほらほら始まった。
何がそれほど激しくおこるほど面白くないのかわかりませんが、とにかく、思っていたような中身ではなかったようで、ものすごく怒っています。「あらあ、そうなの」と一言言って、あとは知らんふりしてました。触らぬ神に祟りなし。
しばらくして、本を三冊買ってもらって、孫がにこにこ顔で戻ってきました。
息子が、車を右折しようとしたら、夫がものすごい怒鳴り声で「ここは右折できないんだぞ」と叫びました。どうしてそんな風にどならないとだめなの、何をそんなに腹を立ててるのって思うのですが、とにかく、自分の腹の底にたまった怒りを爆発させたいっていうのが、ありありです。右折できないって叫ぶので、息子はいうとおりにしていましたが、「お父さんが叫ぶから、その通りにしたけど、ここ、右折できるんだよ」
そのあとはハッピードラッグに息子が寄る予定らしいので、私もここにおいてあるさば味噌缶が欲しかったので、一緒に行こうとすると、夫が「あんたはなんもいかなくてもいい。出かけるのは謙だけでいい、車でまってろ」だって。(何の根拠があってそんなこと私に命令するわけ?)
そういうことを、平気で命令形で言う夫には憎悪がメラメラします。
私は全然聞こえないふりをして、車を降りて、目指すものをかって戻ってきました。
家まであと30分ほどかかります。「夕飯どうする~なにたべたい?」って聞くと、孫が「なんでもいいよ」と言います。「マエダの寿司でも買っていこうか」とかカレーライスでもいいけどごはんがないしなあ、などと言っていたら、夫が「俺には冷凍の白飯があるからな」と言いました。(冷凍の白飯って一人分だよね。だからそれがどうしたのさ。俺の分はいらないぞというメッセージ?)
夫が急に「牛乳が欲しいから、ツルハドラッグに寄ってくれないか」といいました。すると、息子も一緒に下りていって、隣のマエダストアに入っていきました。私と孫は車で待っていました。
息子が何か買ってきたので
「あら、何かってきたの?」と聞いたら、「夕飯用の寿司だよ」
気が利くなあ。うれしいなあ。
すると夫が怒って、「俺の分はあるっていったべや」とものすごく不機嫌そうに言いました。私たちは、その不機嫌には気が付かないふりをして、「寿司は、食べたい人だけ食べればいいよね。食べたくない人は、パスして別なもの食べればいいしね」 「うんうん」
帰宅後の夫はまるでいじけた小学生のように、食卓に背中を半分向けて、時々顔をこちらに向けてはにらみつけています。なんなの~?しかし、私たちは気が付かないふりしています。
息子がスープを作り、私は息子が買ってくれた寿司を、4人分均等になるように、きれいに盛り付けて「さー食べようかーー」と席につきました。息子も孫も席に着きましたが、夫は食卓から少し離れた椅子に、こちらへしっかり背を向けたきり、石のように固まって、今度は振り向きもしません。(写真撮っておくんだったな)
すると、孫が「爺、ご飯だよ」というと、素直に「はい」と言って
食卓に着きました。さんざん悪態をついておいて、寿司は食べないのかと思っていたら、な~んだ、全部食べきってるじゃないの。
なんなんだろうなあ。
悪口ではないのよ、これは。
実態なんだよ。きっと夫には夫の思考回路で、怒るにも怒鳴るにも、いじけるにも人に命令しないでいられないのも、きっとちゃんと理由があるんだろうとおもう。
でも、何十年一緒に暮らしていても、夫のことは、理解はできません。理解はできなくても、そういう癖のある部族と一緒に暮らしていると思って、私に残された残り少ない時間を、自由に楽しんで生きなきゃなあ。