5月31日 気持ち折れたなあ
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同居している三男は転勤の内示があって、4月1日から
転勤することになっていたのですが、その数日前に、
これから行く転勤先で、100名近い職員と利用者さんが
新型コロナ感染という驚くべき数のクラスターとなったため、
落ち着くまで、転勤先には出勤しないということで、今まで過ごしてきましたが、いよいよ6月1日から、新しい職場へ出向くことになりました。
それで、その前日の5月31日、気持ちばかりだけど、きおらにも手伝ってもらって、簡単にできる美味しいものを何か作ろうと、急に思い立ちました。
ケーキのほうは、きおらは小さいころから、よく手伝っているので、任せてもできるはず。主食のほうは、やっぱり生チラシよね。
すぐ近くのスーパーにいったら、驚いたことに、生魚系が、ほとんど何もない!サーモンもマグロも柵がなくて、きれっぱしの小分けしたものだけ。ありゃ~~。でもしょうがないなあ。体調がぱっとしないので、別なところへ買いに行くエネルギーもないし、思いついた夕食メニューだったけれど、それを変更するエネルギーもない。
薄い切れ端ばかりだけど、サーモンとマグロの切れ端のパックをあるだけ買い集め、魚は二種類、後はきゅうりと錦糸卵と、海苔で何とかしよう。ブロッコリーにえびのから揚げと焼き鳥と
カマンベールチーズの串刺しをさして、できあがり。
海苔を早くかけすぎて、なんと見栄えが悪くなってしまった。
きおらにはスポンジケーキと、いちご、キュウイ、ブドウ、缶詰め
ホイップクリームを預けて、果物を洗うところから、すべてお任せ。
パパも、最後に残ったいちごとブドウを、飾り付けてきおらの
ケーキ出来上がり。
夫はまだ仕事から帰ってきてなかったので、夕飯はいつも
三人でいただくので、明日からの息子の勤務にエールをおくり、
美味しくいただきました。
ここまではよかったのですがこの後、事件(?)が起きました。
ケーキをカットするという段になったとき、私も孫もカットが苦手なので、じゃんけんで決めようとなり、私が負けたのです。
ルールを決めずにじゃんけんしたので、私がそれをいいことに、「やった、勝った人がカットね」といったやり取りを、笑いながらしていたら、きおらが突然泣き出したのです。
(わーーーー、何?なんでこんなことで泣くんだよ、)孫は泣きながら、いいよ僕が切るというのです。なんて面白くない展開だ事。
パパを喜ばせるためにやったのに、こんなことになるなら、何もしなきゃよかった。
息子がいうには、おばあちゃんは終始、きおらに冷たく当たっていたのだそうだ。最初から最後まで言い方がきつかったんだって。怒ってばかりいたらしい。
えーーーそんなことはないけどね、体調がよくないから、とげとげしくなったものかしら、とかああだこうだと、珍しく息子とかみ合わない言い合いをした。
「体調が悪くて大変な時に頑張りすぎると、自分がこれほど頑張ってるのに、誰もわかってくれないってそんな気持ちになるんだったら、逆に何もしてくれないほうがいいからさ」
(がつん!と殴られた感じ) そのとおりだ。
「うん わかった。」とは言いましたけど、なんか気持ちがボキって
折れたなあ。やっぱり、無理していたんだろうな、私。