孫と買い物へ
ただ家にこもりっきりでは、ストレスがたまるだろうと思い、昨日、「おばあちゃんの買い物に 手伝ってくれない?」と、孫に声をかけてみると、「えーー買い物~~~?」とものすごく嫌そうな態度でした。
少し遠くのショッピングセンターマエダのほうが、気分転換になるかと思って、そっち方面に右折したら、「どこに行くつもり」と厳しい言い方。「向こうのマエダに行こうと思ってるんだけど」というと「えーーーーそっちまで行くの」とものすごい拒否反応。
「あら、あっちは広くて楽しいし、いいかと思ったけど、嫌なの?じゃあすぐそこのマエダにするね」
(我が家の男ども3人は11歳から72歳まで、みんな自己主張がしっかりしてて、一言多くて、ほんとにめんどくさいい奴らばかりです。一体誰がそんな人間に育てた?誰の遺伝子?
私かい! )
右折したついでに、コンビニによって支払いをして、「この抹茶のお菓子、新発売だってよ、食べてみない?」「僕は何もいらない」
「あ、このイチゴ大福、新発売だって、食べてみない?」といったら、「さっきも言ったけど、僕は何もいらないです。遠慮してるわけではないので、一切勧めないでください」だって。
あ、そう。
スーパーに行って、あれこれ買った後、孫にも袋詰めをお願いすると、パッケージされた商品(スチューベン)の中に虫が入っていると、虫ぎらない孫が、ひーひービビっている。
見てみると、あり位に小さな黒っぽい蜘蛛。なあんだこんなちっぽけな蜘蛛、よく見かける蜘蛛だね、大したことないよ。というと、「食品に虫が入ってるのに、大したことないよはないでしょ」と、いうので、袋を破いて、蜘蛛を振り払って、「はいこれで大丈夫」というと、「大丈夫じゃないよ。こういうことはちゃんと店の人に言わないと」としつこく厳しい。
「蜘蛛なんて大したことないよ。それよりも、いくらお勤め品だとは言え、ずいぶんこのブドウ傷んでいる、蜘蛛よりもこっちのほうが問題だけどね。返品したいけどね、でもたった百円だったしね~、10粒くらいは食べられるかも。文句言うのもめんどくさいからこのままでいいわ」と私が袋に詰めなおすと、
「おばあちゃん、どうして間違ったことをそのままにするの。店の人にちゃんと言わないとだめでしょ」と、うやむやにしようとする私の態度を、手厳しく非難する。(うるさいなあと内心思いながら押し問答していると、そこへ、ちょうど優しそうな男の店員さんが通りかかった。
「お忙しいところすみません。このブドウのパックに蜘蛛が入っていたので、蜘蛛を取り出してみたら、パッケージされているときには気づかなかったけど、傷みがひどい。返品か交換できますか」というと、確かめてきますと言って、間もなくして戻ると、「これは朝につくったお勤め品で、朝にはここまで傷んでいなかったんですが・・・・すみませんでした。
それで交換をと思ったのですが、一袋498円するものですから、お勤め品の代金をお返しするということでよろしいでしょうか。」ということで、108円を返してもらいました。
(100円で大好きなスチューベンを食べられると思ったのに、一粒も食べられなかったのが残念でした。そのうち、一房498円の美味しいスチューベンを買ってこなくっちゃ。)
5年生の孫は、おとなしくてひょうひょうとしているけど、正義感もそれなりに育っていることを感じさせられた一日でした。